LUMIN / D2 ~ レビュー
前回書いた通り、ついに(というか、ようやく)ネットワークオーディオ環境を整えました。
数年前からネットワークオーディオ導入を考えていたのですが、この分野は進化や陳腐化が早いので、どんな機器を導入するかも悩んでいました。とりあえず、使いやすく、音質もよく・・・という観点から、いきなり高価な機種を買うのではなく、ある程度のクラスで数年おきに買い換える方向がよいかな、と考えていました。
とは言え、MARANTZの素晴らしいSACD / CDプレイヤーSA-11S3で鳴らしてきた音楽のクオリティはできる限り下げたくない。そこで、ESOTERICのN-05あたりも候補に入れていましたが、今回はLUMINのD2を導入に至りました。
NASについてはいずれ紹介するかもしれませんが、DELAのHA-N1AH20を導入しています。今はこの後継機が出ていますね。
LUMIN / D2 レビュー
それにしても、このサイズ感、軽さはありがたいですね。これでも先代のD1よりサイズアップしているそうです。
初めてのネットワークオーディオでしたので、そもそも音が出るか心配していましたが、すんなり出て一安心。
対応音源は以下の通りで、ほぼ困ることはないでしょう。
・DSD(DSF、DIFF、DoP)128 5.6MHz、1bit サポート
・PCM:FLAC、Apple Lossless(ALAC)、WAV、AIFF
・LOSSY:MP3、AAC(in M4A container)
当然、ギャップレス再生にも対応。これは必須機能ですね。おそらく、ここ数年の機種であればついている機能だとは思いますが。
また、フルバランス設計でXLR出力を装備。私の環境はアンプがフルバランス設計ではないので、その恩恵に100%あずかれてはいませんが…
アップサンプリング機能も嬉しいですね。アップサンプリングは、音源の仕様によってそれぞれ設定を変更できます。しかも超簡単に。
手持ちのCDをリッピングしたFLACファイルと、ダウンロード購入したFLACファイルで聞いたところ、MARANTZ SA-11S3での再生時と比較しても、遜色ない音が出ていると思います。最初の頃は、ほんの少し、ほんの少ーしだけSA-11S3の方が密度感のあるサウンドが出ている・・・ような気がしないでもなかったのですが、音源によって随分が変わりましたので、音源次第でLUMIN D2≧SA-11S3 になることが分かってきました。まぁ当然と言えば当然か。
ちなみに、余っていた電源ケーブルをD2に使おうとしたら、構造上大きなインレットプラグが入らないようになっています。オーディオ好きな方は電源ケーブルこだわる方も一定数いるので、ここは惜しいかも。
使い勝手としては、巷で評判のLUMIN Appを使っていますので、全く問題なし。と言いたいところですが、スマホ(android)ではやはり画面が小さく、動きもややモッサリしています。いずれタブレットを導入しようと考えているので、そのときスムーズに動いてくれればいいかな。
これから手持ちのCDのリッピングという気の遠くなるような作業が待ち構えていますが、ある程度ライブラリが構築されれば、利便性が飛躍的に向上するでしょう。
今後はリッピングに使用している機材やソフト、ダウンロード購入した音源のレビューもしていきたいですね。
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