Alive / CIRCUS MAXIMUS ~ TAB付き解説
今回は、CIRCUS MAXIMUSのデビューアルバム「The 1st Chapter」(2005)から、「Alive」の演奏をお届けします。今回は7弦ギターですね。
この曲が収録されているアルバム「The 1st Chapter」については、CDレビューを書いております。(詳細はコチラ⇒http://musiclife.xxxx.jp/?p=418)
今読み返すと、結構ここで書き尽くしてるな(笑)どうしよう…
Alive- Playing analysis and tab
とりあえずこの曲。決して長くない曲なのですが、繰り返しパートが少なく、展開が多いです。そう、繰り返しているのはイントロ部分とサビのみなのです。さらに、そのイントロは間奏ではオンコードになっており、エンディングではコードが付け加えられて少し形が変わっています。サビは2回目に転調しているため、そのように見ると、Aメロ2番みたいな純粋な繰り返しパートは一切ないのです!
今回は、7弦をお持ちでない方もチャレンジできるよう、ソロパートのみ解説します(TAB譜はなぜか7弦仕様にしてしまった…)。
TAB譜1(tuning:Regular) TAB譜をclick!(TAB譜は100%正確とは限りません)
ソロ頭、つかみの高速レガートです。とはいえ、タッピング絡みなので高速化は難しくありません。左手は、人差し指(first finger)を9fの位置にセットしておきます。TAPした状態でのslideやbendingに注意しましょう。あとは覚えればOK!
(英語を使っているのはカッコつけてる訳ではなくて、海外からも見に来てくれる方がいるためです。first fingef、9fだけでも伝わるかもしれないので!)
TAB譜2
Emに転調~ソロ締めまでのフレーズ。スピードはそれほどでもないですが、少々厄介なEmアルペジオが出てきます。なぜ厄介かというと、スウィープではないからですね。原曲では音的に恐らくオルタネイトで弾いています。私が考えたフィンガリングでもやや入り組んでいますが、これとは異なる自分なりのポジショニングで弾いてもOKだと思います。
後半のCメジャーのアルペジオも同様にオルタネイトで。3連なのでスピードは問題ないかもしれませんが、ポジション移動がやや特殊です。TAB譜に赤丸で記しましたが、1弦12f→15f、その後の15f→17fは、first fingerで移動します。スライドではなく、個別にピッキングで音を出してください。本家がこのポジションで弾いているかは謎ですが、まぁ妥当なラインかなと思います。
これで、TAB譜1の直後からTAB譜2の間の速くない部分をちょっとだけ耳コピすれば、ソロは全部弾けますね。ぜひチャレンジしてみてください!
使用機材とサウンドメイク
今回使用したギターは昨年手に入れたVigier Excalibur Supra 7 stringsで、詳細は後日ブログに書きます(書きました⇒http://musiclife.xxxx.jp/?p=1336)。今回の演奏ではダダリオの0.09~0.54、レギュラーチューニングでセットアップ。
アンプは今回、Axe-Fxではなく、あえてAtomic AMPLIFIREを使用しています(詳細はコチラ⇒http://musiclife.xxxx.jp/?p=1257)。私のAxe-Fxは初代ということもあるので、そちらと比べてさほど遜色ないサウンドが出ているかもしれません。デジタル物は後発が有利になるのは当然のことですしね。
Atomicのアンプタイプですが、歪みはFreedman BE、キャビネットはRedwirezのMARSHALL 1960Aを読み込ませています。アンプブロックの前にはVer4.0.1で追加されたCLEAN BOOSTをかましています。あとはGEQで調整。
クリーンは、イントロ直後(動画で0:35~)の部分はアンプタイプがUS Clean、キャビはTAF-M-TWIN_MIX4。おそらく、プリセット034のセッティングをちょっと変えただけ…だと思います。COMPやCLEAN BOOST、GEQ、CHORUS、ECHO、REVERBをかましています。サビ前の非常にロマンティックなメロ弾きでは(動画で1:55~、ここが最もお気に入りパートなのは私だけでしょうか??)、アンプタイプがD Luxe、キャビがTAF-M-TWIN_MIX1.これもプリセット004をちょっといじっただけかな。
今回も自分のギターの音量を大きめにしています。少しリズムがヨレている所ありますが、ちゃーんと私自身が一番分かっています(笑)。今回も2時間以上ぶっ続け、間違ったら弾き直しを繰り返し、あえなくカメラのバッテリー切れで録画&録音終了となりました…
お楽しみいただけたでしょうか。
このバンド気になる!という方はぜひ公式で上がっているLIVEをご覧になってください。日本で行われたLoudPark 2012の映像です。これ、普通に売り物レベルなんだよなぁ…太っ腹すぎる。あと、このバンドの何が素晴らしいって、演奏はもちろんなんですがコーラスワークがLIVEでもばっちりなところですね。歌をとても大切にしているところが好感持てます。
あと、この2分足らずの動画がめちゃくちゃ好きです。アレンジセンスが神がかっていて、メンバーのかわいい笑顔になごみます。
では今回はこの辺で!
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