GIBSONが経営破綻しても
平成最後のゴールデンウィーク中、ニュースが飛び込んできましたね。
もう皆さんご存知の通り、GIBSONが2018年5月1日付で連邦破産法第11章、通称チャプター11を申請しました。これは、日本における民事再生法に近い物とのこと。
昨年はGIBSONが買収したCakewalkのSONAR開発中止や、工場の縮小のニュースなどもあり、倒産の危機がささやかれていました。個人的には、想像していたよりも早くそのときが来たな、と感じています。
ただ、今後も主力のギター製造は続けていくそうです。いろいろと手を広げ過ぎていた感はありましたからね。
なお、GIBSONと資本提携していたオンキョーは早々にプレスリリースを出し、「当社業績に影響はない」としています。また、GIBSONの子会社であるTEAC/TASCAMも、「ギブソン社との関係はごく限定的であり、当社は、当社の全ての事業を変わりなく継続する」としています。
さて、自分が初めてGIBSONのレスポールを弾いたのは、高校~大学生くらいの頃。ゴールドトップを楽器店で試奏したのですが、想像以上に重くて重心がボディ側に偏り、座って弾くのにも苦労した覚えがあります。
「自分には縁のない楽器だな…」
ずーっとそう考えていました。
しかし、2014年にレスポール熱が再燃。主にROBBEN FORDやDOUG ALDRICHのせいで笑
その頃には比較的軽量な個体が多く出回っており、「これなら使える」と思ったのです。
近年のマホガニーについて、一言ある方もいるでしょう。自分は道具として使うことを重視しているので、軽量であることはメリットだと感じます。スタジオに行くだけで疲れる、演奏中に肩が気になる、それでは演奏に集中できないので。
それに、音が悪いと思ったことないんですよ、近年製のレスポールでも。2000年前後の個体と比べただけですけどね。しっかり試奏して選べば、近年製でも良い個体を手に入れることはできます。
ちなみに、私はヴィンテージに興味はありません。ギター単体も大事ですが、エレキギターはアンプやエフェクターを含めたトータルでの音作りが大事だと思っています。プロでもヴィンテージを使わず素晴らしい音を出している人、たくさんいるじゃないですか。
なーんてことを考えていたら、いつの間にレスポールが3本になっていた、というオチです。
ゴールドトップは以前紹介していますね(詳細はコチラ!⇒ http://musiclife.xxxx.jp/?p=1107)。59と74Customはいずれブログに書きます。3本とも、2014~2016年製のものです。
そんなこんなで、私のGIBSON熱はまだまだ収まりそうにありません。これからどのように再建していくのか分かりませんが、見守っていきたいと思います。
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(追記)タイトルを変更しました。