7弦ギター比較 Vigier Excalibur SupraとMUSIC MAN MAJESTY 7


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お久しぶりです。すっかり秋らしくなってきましたね!
今回は、私が所有している2本の7弦ギター、Vigier Excalibur SupraMUSIC MAN MAJESTY 7の比較をしてみたいと思います(それぞれの詳細はギター名のリンクをクリック)。

まずは基本スペック。
Excaliburはアルダーボディ、メイプルネックにローズウッド指板(ネックの10%はカーボン)。スケールは25.6″(650mm)、ピックアップはDiMarzioのBlazeセット。

MAJESTYはバスウッドボディにメイプルトップ、マホガニーのスルーネックにエボニー指板。スケールは25.5″(648mm)、ピックアップはDiMarzio Illuminators(w/ Piezo bridge pickup)。

なお、どちらも24フレット(ステンレス)、ロックペグとなっています。

さて、最も異なる点としては、Excaliburがパッシブ、MAJESTYは完全アクティブ、というところでしょう。電池が切れるとブースターやPiezoが使えなくなるだけでなく、全く音が出ません。そのせいもあり、Excaliburはオーソドックスなサウンドですが、MAJESTYは上から下までレンジが広くハイファイな感じがします。

弾き心地に関しては、Excaliburも十分素晴らしいのですが、MAJESTYが反則的に弾きやすいです。ハイポジションがローポジションと同じように弾けるこの感覚は、ちょっと味わったことがないくらいです。極薄のネックシェイプとフラットな指板が要因でしょう。数値を確認すると、Excaliburの指板Radiusは11.81″(300mm)、MAJESTYは17″ (432mm)となっていますので、結構な違いがあります。

一方、チューニングの安定性はExcaliburに軍配が上がります。どちらもロックペグですが、Excaliburのカーボン入りの強靭なネック、作りの良いアームブリッジが貢献しているのだと思います。Excaliburはロッドの入っていないので購入前に少し悩みましたが、2年以上弾いてみて、その安定度には驚かされています。

オーソドックスながら抜群の安定性のあるExcaliburと、高い演奏性とハイファイなサウンドのMAJESTY。どちらもとても良いギターです。今のところ、Excaliburはレギュラーチューニング、MAJESTYは半音下げチューニングにセットして使い分けています。

あ、どちらもフェンダースケール(Excaliburは25.6″ですが、まぁ誤差みたいなもの)なので、1音以上音を下げる場合は、もっとスケールの長いギターやマルチスケール(ファンフレット)のギターの方が有利になるかもしれません。太い弦を張っても低音弦のテンション感が不足する可能性があります。

今は7弦ギターの選択肢はそこそこあるので、そういったところにも注目して自分に合ったギターを選んでみてください!

ではまた!

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