Axe-FX ULTRA その1
いろいろあって更新してなかったんですが、前回の更新からもう3か月経ってますね…これからはもう少し頻繁に更新していきます(^_^;)
さて、今回はFRACTAL AUDIO SYSTEMSのAxe-FX ULTRAについて。
すでにAxe-FXⅡ、さらに日本では近々発売になるAxe-FXⅡXLと出ておりますが、私はまだまだ初代のULTRAで頑張っております。
まぁⅢが出たら買い換えるつもりですが…
もう数年使っており、今更感もありますが感想などを。
もう語りつくされていますが、やはりそのサウンドは一級品だと思います。
特に歪みに関しては個人的に言うことはありません。
パッと聞きアンプシミュレーターだと気づく自信がありません。じっくり聞いても判らないかも。
まぁ、実アンプと比べれば低域の出方がキレイ過ぎるというか、そんな印象はありますが全然問題を感じません。
エフェクトのかかり方も良いです。
特に空間系はとても良いですね。
今まではプリアンプにステレオのパワーアンプでミキサーで分けてディレイやリバーヴをかけ、dryとwetを別々に出力…
みたいに大がかりなラックを組まなければ出なかった音が簡単に出せます。Axe-FX内で自由にルーティングできるので。
使っていないプリセットですが、例としてこんなものがあります。
(画像クリックでポップアップ表示されます)
ただし、良い音を出すには最初かなり苦労するかと。
プリセットがあまり良くないんですよね。Axe-FXⅡやXLではプリセット良くなっているんでしょうか?
いじくるパラメーターも多いし、アンプタイプを固定してもキャビやらマイクを変えるだけでサウンドが激変してしまうので、どこから手をつけるべきか困るんですよね。
個人的に、良い歪みを出すにはGain設定がポイントの一つだと考えています。とにかく上げ過ぎないようにしています。
あと場合によりますが2つのアンプを混ぜたり、一つのアンプから別々のキャビを通した音をミックスしたりすることが多いです。
一番多く使うアンプタイプはPLEXI 1で、これに組み合わせるキャビはRedWirezのMarshall 1960Aが好みです。
Axe-FXⅡでは最初からインストールされてますよね。
ULTRAユーザーはこの1960Aのみフリーで手に入れられるので、ぜひインストールしておきましょう。
有名すぎて目新しい情報ではありませんが・・・
ちなみに私が上げている動画でそのサウンドが聞けます(録音後に音を少しいじっていますが)。
こんな感じです。これはアンプもキャビも一つずつでエフェクトも少ない、シンプルな例です。
Drive(Gain)の低さに注目してほしいと思います。その代り、Master Volを上げて飽和感を出しています。
アンプの前にドライブペダルも入っていますが、いわゆるブースターとしてLevelを10、Driveを0にしています。
歪みの深さを決める時、「シングルP.U.で弾けばシングルらしさがしっかり残る」という点を大事にしています。
Mr.CrowleyもFire In The Skyもこのパッチを使っています。
一方、クリーンは未だに少し困っています。
コンプとか空間系をかけて加工すれば、すっごいキレイで不満の無い音が出るんですけど、エフェクターを通さずアンプ+キャビのみにするとどうしても細いというかペラいというか音圧が無いというか…
私はFenderのアンプがすごく好きなんですね。アンプに直結しただけで、もういい音が出るじゃないですか。
ハリがあって、適度にGainもあるすごくキレイなクリーンなんですよね。
その感じが出ない、近づけない。
EQをいくらいじっても、Gainを上げても、キャビタイプを変えても(RedWirezのDeluxe Reverbも購入して試しました)。
私が使いこなせていないだけかもしれませんが…
だれか教えて下さい…
次回はスタジオやライブでのセッティングの話です。